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2020年3月 1日 (日)

新型コロナはこの先どうなるのか

起きてる時間はほとんでテレビをつけっぱなしなのでワイドショーばかり見ている(仕事をしながら)。おおむねの結論は本文と同様。いずれ死ぬ人は死に、治癒した人には抗体免疫ができるから流行はいずれ終わる。死者の多さは恐怖だが、人間の寿命はだいたい80年~90年、この間になんらかの病気で死ぬ。不謹慎な言い方だがそれがたまたま新型コロナだったということだ。年齢が若くて体力があればたとえ感染したとして適切な対処療法で重体危篤に至ることは少ないと言う。ただあまりに急速の感染が広がると医療のキャパを超え医療崩壊を起こしてしまう。これは防がなければならない。
 事情がちょっと変わってきたかなと思ったのは、アビガンといったウィルスの増殖を抑える薬があること。全くの素人考えだが、同じ対処療法でもウィルスががんがん増殖している状態で使うのと、ウィルスは死滅しなくても増殖はしない状態で使うのとは違うのではないか。どちらにしても薬を飲めば即全快とはいかないらしい。
 憂慮されるのがオリンピックで世界中の人があつまる。なかには国内医療体制が脆弱な国もある。5月6月をめどにワクチンの開発も進んでいるようだが、間に合わなければ自覚して辞退とかそうなるのだろうか。
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深刻なのは経済で落ち込みが長引く可能性が高い。カネをバラまいて消費を活性化するいった対策も難しい。いわばこれはバブル(非流行期)バブルの崩壊(流行期)のように、いつかは正確に分からないにせよ周期的なものだと思うしかない。そのたびに右往左往して自殺者が急増するといったことになれば病原そのものよりも被害は大きい。未来を予測しコントロールすることが科学なら、パンデミックリスクを想定した経済学こそ望まれるのかもしれない。
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>新型コロナは新型インフルエンザに似ている
新型インフルエンザ 世界がふるえる日 (岩波新書)
新型コロナウイルスは未知の病原体ではない。これとよく似ているのが、2009年に大流行した「新型インフルエンザ」H1N1である。これは世界全体で1万4000人以上の死者が出たパンデミックだったが、日本の死者は193人と季節性インフルエンザより少なかった。
新型インフルエンザと新型コロナの共通点は、人類にまったく免疫がなかったことだ。この点で季節性インフルエンザとは異なるが、もとは同じものだ。いま季節性インフルと呼ばれているウイルスは、2009年に新型インフルと呼ばれたウイルスが変異したもので、人間は部分的に免疫をもっている。
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だから対策にも、本質的な違いはない。早めにワクチンを開発して免疫をつけることがベストだが、急速な流行が起こるとそれが間に合わない。1918年に起こった「スペイン風邪」もH1N1型だったが、ワクチンが開発できなかったため、全世界で4000万人以上が死亡した。被害を拡大した最大の原因は、患者が急増して病院のベッド数を超え、手当てできないで放置されたことだ。
本書はいろいろな「新型」インフルをごちゃごちゃに説明しているのでわかりにくいが、人類とウイルスの戦いはつねにウイルスの勝ちである。ウイルスは絶えず変異して「新型」になるので、ワクチンのきかない感染症はつねに出てくる。その拡大を防ぐには、接触を避けて感染スピードをゆるやかにし、病院のキャパシティを超えないようにするしかないのだ。
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続きは3月2日(月)朝7時に配信する池田信夫ブログマガジンで(初月無料)。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/

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*ウィルス検査の有為性についても議論があるようだが陰性だからといって安心とは言えない。いつ感染して陽性になるかもわからない。安心なのは感染治癒で抗体をもつ人。そうなると発病してから検査の方が合理的なのかも。ただ、感染しても大半の人は自覚症状はないらしい。この確率が分かれば社会に安心感が広がるといった効果を期待してと当方は理解。

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