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2019年12月14日 (土)

2019年、ブラック企業大賞は?

いまさらながら「会社ってすごいもんですねぇ!?」と。当方、自営業で独身、こういう修羅場と最小限の関わりで暮らせたことはつくづく幸運だったと思う。不合理で非効率的で理不尽で不幸。イジメやパワハラがなんでこうもまかり通るのか、こんなもない方が良いに決まってるし、自殺者まで出せばただ事ではない。まずは原因を分析し、実行可能な対策をたて状況を改善すべきだと誰しもが思う(そう思わない人もいる)
 当方が納得できる分析に内藤朝雄氏の「秩序」がある。群れや集団は必然的に秩序を求める。人がもし無秩序な世界に暮らすことになれば、どんな秩序だってないよりはましと考えるはずだ。現代人には理不尽に見えるカースト制や極端な男尊女卑といった秩序になかに暮らす人も、生まれたときからそこで暮らし比較の対象をもたなければ、案外幸福なんじゃないかと当方は考える。
 ところが現代ではそれは通用しない。情報は交錯し、人は家庭、地域、職場、学校、サークルと諸々の秩序のなかで暮らす。ある人は偏差値が秩序と考える人もあれば、ワイルドな暴力、高潔な倫理観、卓越した技能、高位な家系、圧倒する経済力が秩序と考える人もいる。現代人は統一した秩序感を持てないのだ。秩序感の合意ないままに合理を欠いた秩序をもたらそうとすれば当然ながら軋轢が生じる。
 ここであまりに大所高所からではあるが民主主義を考える。何故民主主義は生き残ったのか。高邁な理想は恐らく後付けなんでしょう。自由と平等とは総動員体制、無限集合、例外を許さない。それぞれが例外なく参加する国民国家は戦争に滅法強かった。冷徹な自然選択の法則によって生き残ったのだ。
 奴隷とは売買の対象(人語と解する家畜)であり、自由人とは契約の対象である。社会で暮らす以上、他人様が自分の利益のために動いでくれるのは心地よいが、対象が自由人である以上、ムチで叩いたり、機関銃で脅したりというわけにはいかない。交渉し説得する、もっと具体的にはカネを払うしかない。
 交錯する秩序を統合するものは、自由、平等、契約。ガバナンス、コンプライアンス、調和の方向はそれしかない。
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社会学者 内藤朝雄(虐めの構造の著者)
http://news.kodansha.co.jp/20160325_b02
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https://news.infoseek.co.jp/article/itmedia_bizmakoto_20191213110/
ブラック企業大賞企画委員会は12月13日、“今年1番のブラック企業”を決める「第8回ブラック企業大賞」の候補企業を発表した。ノミネートされたのは、残業代の未払い問題などで話題になったセブン-イレブン・ジャパン、多数の過労死被害者を出しておきながら再び労基署から是正申告を受けた電通など9社。「大賞」は12月23日に発表する。
ブラック企業大賞は、従業員に長時間労働を強いる、残業代を未払いにする、いじめやハラスメントがあるなど、労働環境に問題があった企業を、弁護士や大学教授、ジャーナリストなどからなる実行委員会が選出し、皮肉を込めて“賞”を贈る企画。
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ガイアの夜明けで大江戸屋が炎上
https://news.infoseek.co.jp/article/knuckles_17019/

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