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2019年6月21日 (金)

TWE-lite応用製品がさらなる進化

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TWE-liteとは、趣味工作の記事にある、安価で手軽に無線通信が楽しめるユニット。
https://mono-wireless.com/jp/products/TWE-Lite-DIP/index.html
もともとはIoT向けに開発されたチップの評価ボードをホビーユースに転用したもの。32bitマイコンを搭載し、数年間、電池交換なしといった極端な省電力使用も可能。

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なかなか便利なので、オーダーがあれば応用製品として製作し納品している。実績として
①双方向リモコン
②調光、風量などの遠隔操作
③ビーコンとして、電波強度による距離の測定
などなど。

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無線なので瞬断が全くないとは言えないが、混信もなく、到達距離は見通しなら100m程度、コンクリートや鉄板、といったものでなければ障害物があっても10mは確保できた。ゲインの高いアンテナを用いると到達距離は数キロにも及ぶらしい。

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とはいっても、使ってみるとイロイロと不満は出てくる。
①まず出力ポートが弱い。3.3V動作で出力電流が小さく、トランジスタアレイさえまともにドライブできない。パワーMOSも無理。
②A/D変換はあるが、最大入力が2.2V。電源電圧をそのまま使えない。
③PWMの周波数が低い。
④電波不達の際の警報がない。(送信側の電源が入っていない場合もある)
⑤使い方が悪いのかI2Cは動作しなかった。

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これらの欠点を安易に解決するため、ブロック図のようにardiunoを追加し、Uartシリアルでバイナリー送受信し、TWE-liteのシリアル透過モードで無線通信を行うことにした。ardiunoならC言語で容易にプログラミングができ、なによりも得意な(笑)ライブラリーが使える。出力ポートも5V16mA
なら十分。20mS毎に繰り返し送信しているから、ノイズや瞬断にも強い。
 若干コスト増で消費電流も大きくなるから電池で長時間動作は無理かもしれないが、応用としての完成度は高くなったと自負。

 

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