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2017年8月23日 (水)

日本企業の凋落 奢れる者ひさしからずや。

官需がらみ以外全部ダメというのが今の日本の電気メーカー。将来どうやって食っていくんだろうと思うよ。若い人なら海外移住を見越して英語やっておいた方がいいのかも。
フォックスコン幹部との初会合で 帰国を心配するシャープの社員
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 台湾のフォックスコンに買収されたシャープの社員も俎上に載せられている。
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 シャープを迎えるにあたって、フォックスコンの郭台銘会長は10億元以上の費用を拠出し、フォックスコン龍華工業団地の近くに、以前の古いオフィス棟とは全く異なる新しいスタイルの研究開発センターを建設した。その敷地面積は1万m2以上と広大だ。 これは、フォックスコン工業団地で初めて、単独のブランド製品を開発するために建てたもので、研究開発からデザイン、サンプル製作、試験生産に至るまで一連のプロセスを行うことができるようになった。
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 このセンターには、「BCSチーム」と呼ばれる郭台銘フォックスコン会長の特殊部隊が送り込まれた。
シャープの白物家電部門の形勢を逆転するためだ。このチームは、製品デザインの分野で有名で、これまでもフォックスコンのトップレベルのブランドをデザインしてきた。
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 2016年のある金曜の午前中、フォックスコンとシャープが台北で初顔合わせをした。フォックスコンBCSチーム副総経理の李国瑜氏は、このときのことを鮮明に覚えている。
それぞれ慌ただしくやってきた初対面の二つのグループが、会議テーブルに分かれて座り、緊張とばつの悪い空気が流れていたという。
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この席では、フォックスコン側が先に発言し、これからの製品のデザインに関する構想を熱く語った。
30分ほどして今度はシャープ側が話す番となった。だが、シャープ側の日本人社員たちが最初に発した言葉は、「明日も引き続き打ち合わせする必要はありますか。今晩、日本に戻る飛行機を予約しているのですが」だったという。
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 実は、この会合の前、日本に留学経験のあるフォックスコン社員は、上司から何度も「日本人はどんなことを好むのか」「盆栽は好きなのか」といったことを聞かれていた。シャープ側に誠意を感じてもらうためだ。
「日本人は快適なシャワートイレを使う」と聞いた李氏が、開発センターのトイレを全て取り換えさせたほど。フォックスコンは垢ぬけたオフィスビルだけでなく、細かいディテールにまでこだわっていたのだ。
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 ここまで心を砕いて、日本人チームを迎える準備をしてきたのに、仕事のことよりも日本に戻る飛行機の便のことに気を揉んでいた日本人社員の態度に、李氏はショックを受けた。フォックスコンで十年あまり働いてきて、そんな集団を見たことがなかったという。
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 「9个月 富士康改造夏普」と題するこの記事は、シャープの日本人社員の熱意のなさを暴露した。
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 フォックスコンの若いスタッフたちは、深センで働くシャープ研究開発部の日本人幹部たちと深夜までディスカッションする。
携帯にはSNSのWeChatを入れ、グループチャットの通知が一日中鳴りやまないことも珍しくないという。こうした仕事ぶりに触れた日本人幹部は、「これには本当にびっくりしました」と語っている。
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 その結果、シャープの16年度の業績は約250億円の赤字となった。前年度の赤字額が2559億円であったのと比べると、シャープの赤字はすでに9割も減少したことになる。
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 松下やシャープに限らず日本の電機メーカーは、緩慢な企業文化や反応の遅さなどを理由に、中国で凋落している。
日本人にとって耳の痛い話ばかりだろうが、過去の輝きの歴史と実績にあぐらをかいている日本企業に警鐘を鳴らすつもりで、最近、印象に残ったこの二つの記事を取り上げた。
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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170526-00129554-diamond-bus_all&p=1

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